2019/03/21(木)
筋肉をつければ痛みは改善するのか?
こんにちは。
中山鍼灸治療院 整体院 橙の中山です。
腰痛でお悩みのあなたに今日も元気になっていただけるお話をお届けしていきます。
当院に来られる患者様からよくご質問されるとについてお話します。
やはり、痛みでお悩みの方が来院するわけですが、そういった方が中山に質問することのひとつが、
「筋肉つければ痛み、治りますか?」
です。
もちろん筋肉はないよりあったほうがいいでしょう。
ただし、同じ筋肉でも“質”が問題なんです。
どんなに筋肉をつけて、スポーツをしているアスリートでもケガをしやすい人がいます。
それは筋肉の質が大きく関与します。
簡単に言いますと、「動く筋肉なのかどうか?」ということです。
「筋肉ついてんだから、動くのあたりまえじゃん!」と思われるかもしれません。
しかし、筋肉には自分にとって使いにくい筋肉があります。
普段使っていない筋肉には、脳みそからの「動きなさいよ」って命令信号が弱いんです。
するとより使いにくい筋肉になっていきます。
使いにくい筋肉はよく伸び縮みしません。
たとえ筋肉がついていたとしても、よく伸び縮みしない方ってけっこういらっしゃいます。
伸び縮みしない、使いにくい筋肉を、使いやすく、動きやすくしていくことが痛みを改善していくために絶対必用なんです。
筋トレ = 筋肉をつける
という感覚はあると思いますが、筋肉を動かしやすくする、伸び縮みしやすくすることもトレーニング、リハビリに取り入れていきたいです。
動かない筋肉を持っているって、おもりを抱えて生活しているようなものですよ。
動かない筋肉がひとつぐらいだったらいいかもしれません。
それが、ふたつ、みっつ、よっつとたくさんある。
さらに筋肉は関節についているわけですから、関節も動かしにくくなってきますよ。
筋肉にしても、関節にしても動ける範囲以上を動かそうとすれば、痛みは出てきてしまいます。
ぜひ、筋肉を動かせるようにしてみてください。
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中山 哲治